10月9日、あべ大臣が東京大学FoundX 馬田隆明氏※と面会し、アントレプレナーシップ教育の拡大と可能性について意見交換を行いました。
馬田氏はスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育を推進されており、アントレプレナーシップ教育の第一人者です。
馬田氏からは、『アントレプレナーシップ教育というと“ビジネスを学ぶ”と思われがちだが、ビジネスだけでなく社会課題を発見し、自ら課題解決する能力を育むことが大切である』と説明いただきました。その上で、アントレプレナーシップ教育を広めていくために重要となるポイントについてお話いただきました。
文部科学省ではアントレプレナーシップ教育を「自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身に付ける教育」と位置付けており、小中高校生から大学院生まで幅広い層へのアントレプレナーシップの醸成に取り組んできました。引き続き、全国でアントレプレナーシップ教育を受講できる環境を整備するため、アントレプレナーシップ教育の普及・展開を進めていきます。
※馬田隆明氏
東京FoundX ディレクター
University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。
東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップ支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。
スタートアップ向けのスライドやブログなどで情報提供を行っている。